ロードバイクに初めて乗った女性の姿勢でよくあるのが、背中がピンと反り返って、肩や腕に力が入ってしまう初心者あるあるのフォーム。
筋肉量少ない女性にありがちなこのフォームだと、カラダのどこかに痛みが出てきてしまいます。
そんなあるあるを解消して、自然なフォームを身につけるコツを紹介します。
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ロードバイク初心者女性あるあるのフォーム
初心者にとって、ロードバイクは高いポジションのサドルと、遠く低い位置にあるハンドルでとても乗りにくいものです。
この構造ゆえに、腕がビュンとまっすぐに伸びきり、前傾姿勢になって前を見るために頭を起こすので、肩や首に力が入ってしまいます。
そうなると上半身を支えるためにハンドルをギュっと強く握りしめて体重を乗せてしまうので、前輪過重の背中がまっすぐな初心者によくある姿勢になってしまいます。
特に筋肉の少ない女性によくみられる「初心者あるあるのフォーム」ですね。
このフォームで乗っていると、必要以上に腕や手のひらなどにチカラがはいっているので、
1時間も走らないうちに、首や肩がつらくなってくるし、前腕ははってきて手のひらがしびれてきてしまいます。
そうなると楽しいランディングはできなくなってしまいますよね。
適切なポジションでロードバイクを乗りこなすには、どんなことに気をつければよいでしょうか?
女性あるあるフォーム改良の3つのポイント
肩甲骨をひらく
前傾姿勢になるときは、お辞儀をして肩の力を抜いて両方の腕をダラ~ンとさせて、腕の重みで肩甲骨をひらくとうまくいきます。
肩甲骨が開くと両腕がスッとのびてハンドルまで手が届きます。
この姿勢になると自然に腹筋がまるくなり、ロードバイクに乗る姿勢を維持しやすくなるんですね。
ちょっとおおきめな卵を、やさしくおなかと腕で抱えるようなイメージでやってみてください。
背中を丸めて骨盤をおこすこと。
腹筋にグッと力をこめて、おなかにパンチを入れられた状態をイメージをしてみてください。
腹筋に力を入れて筋肉を固くすると、カラダのほかの部分の筋肉も関連して動き出します。
おなかに力を入れるだけで、前輪過重は解除されて、骨盤がしっかりとサドルに乗っかり後輪に体重が乗ってくるようになるんです。
そうなるとハンドルを握る手のひらから力が抜けて、腕の緊張が和らぐしくみです。
はじめのうちは腹筋や背筋がすこし筋肉痛になるかもしれませんが、慣れてくると筋肉が鍛えられてきて、肩や首、手のひらやお尻の痛みが軽くなっていきますよ。
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上半身はできるだけ楽にして
肩甲骨をひらいて両腕を伸ばしてハンドルに手をかけたら、ハンドルは握らず手を添えるだけを心がけましょう。
ブラケットに手をかけて軽く引き寄せるような感じです。
両手で力強くブラケットを握りこんでしまうと、上半身が緊張してガチガチに力んでしまって疲れてしまいます。
指に力を入れな状態は、ハンドルに体重をのせられないので、自然に体重がサドルにのって体幹の筋肉が発動します。
しっかりしたフォームが身につくと、上半身の腹筋や背筋、インナーマッスルで前傾姿勢を保てるようになっていきます。
ハンドルに体重をかけすぎないことがポイントです。
ロードバイクを乗りこなすコツのまとめ
ロードバイクを乗りこなす適正なポジションは、慣れない初心者さんにはつらいものです。
はじめのうちは前傾姿勢をキープするだけでもアチコチ痛くなりますが、それは日常生活で使わない筋肉を使っているからです。
普段使っていない大きな背中の筋肉や腹筋を使って自転車を走らせるようなってくると、
だんだんとロードバイクを乗るのに必要な筋肉が鍛えられてきます。
そうなるとロードバイクを軽く乗ることが出来るようになって、長距離も楽しくライディングできるようになってきます。
姿勢に気をつけながらロードバイクに乗っていると、必要な筋肉を少しずつ鍛えてられて自然なフォームで乗ることができるようになります。
筋肉を発動させると体の脂肪を燃焼させるので、ダイエット効果もあり一石二鳥なので、ぜひやってみてくださいね♪
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