ロ―ドバイクは簡単に時速30kmくらいは出るので、ヘルメットは絶対かぶったほうがいいと思うんですが、道路交通法では義務付けられていないんですね。安全性を考えると必需品のヘルメット、日本人の頭のカタチに合ったヘルメットで、女性におすすめヘルメットを紹介します。
ロードバイク用のヘルメットを選ぶときのポイント
ヘルメットのかたち
イラストは極端に書いてありますが、欧米人と日本人(アジア系)の頭の形はこんな特徴があります。頭のまわりのサイズがあっていても、頭部の形状が合わないとキツかったり、緩かったりしっくりきません。
欧米人の頭部形状
頭部は縦長に近く、側頭部が細く額・高等部が張りだしている。
日本人の頭部形状
頭部は円形に近く、側頭部も張りだしている。
自分の頭にフィットするカタチを選ばないと、きつくて頭が痛くなったり、
緩いとズレやすいので、実際にかぶってみて自分の頭のカタチにピッタリ合ったものを選ぶことが大切です。
ヘルメットの重さ
サイクルヘルメットはものすごく軽量化されています。
素材が発泡スチロールやポリカーボネイト樹脂を使うことで、頭にかかる重さを軽減しているんですね。
やぱりヘルメットが軽いほうがカラダへの負担が少ないので、長時間ロードバイクに乗った時に大きく差が出ます。価格が高いほうが軽量化されているものが多いですが、かぶってみて重く感じないものを選びましょう。
必要以上に重いものをずっと頭にのせていると、首や肩がつらくなってきますから…
ロードバイク用のヘルメットの構造
へルメットは基本構造として、シェル(外殻)とライナー(発泡スチロール)とストラップの3要素から成り立っています。
・シェル ポリカーボネイト樹脂でできていている。
・ライナー 発泡スチロールでできていて、衝撃力を吸収します。
・ストラップ 転倒時などヘルメットをしっかり保持します。
日本人の頭のカタチにあったヘルメットメーカー
日本人の頭のカタチに合わせたカブトは、安全設計を1番に掲げてプロから子供までの幅広いラインナップのヘルメットを開発しているメーカーです。
海外メーカーのヘルメットは欧米人向けに開発されているので、自分の頭のカタチとしっくり合わない感じがする人はカブトのヘルメットを試してみるとフィットするかもしれません。
カブトの女性におすすめヘルメット
フィーゴレディース
初心者さんにおすすめの女性専用すっきりシルエット
リガス・2レディース
細身のシルエットでフロントバイザーが簡単に着脱できるので、ロードでもMTBでも、ジャンルにこだわらないマルチなデザイン。
ステアーレディース
美細シルエットで密着感のあるかぶりでレースにも対応できるモデル。
通気性重視のインナーパッドと汗を素早く蒸散し、いつもサラッと快適にするクールマックス®機能
カブトの女性専用のヘルメットのシリーズです。
カラーリングやスタイルもちょっとオシャレになってますね♪
ヘルメットの正しくかぶりかた
安全性に優れたヘルメットは正しくかぶってこそ、その機能が発揮されるところです。
正しくかぶるポイントは・・・
①ヘルメットの先端がまゆ毛のすぐ上にくるように角度を合わせてかぶります。
おでこが隠れる感じでサングラスとのすき間をあまり開けないように。
②左右に傾かないように後頭部にあるサイズ調整のダイヤルやベルトで調整する。
頭を振ってもズレなければOK.
③あごとストラップの間に人差し指1本入るくらいのゆるみをつくります。
きつすぎると前傾姿勢であごを引いたときに苦しいし、
緩すぎたりするとヘルメットが外れたり不安定になります。
もしも転倒してしまったら・・・
- ヘルメットが破損した場合
運悪く転倒して頭を打ってしまって、シェルに亀裂が入ったり、打ち付けた跡があるヘルメットは、ヘルメットとしての機能は終わっています。
この場合はすぐに使うのをやめて新しいものに交換しましょう。
- 転倒して頭部を打ったたけれども、ヘルメットに傷がない場合
見た目には何もなくても内部の衝撃吸収ライナーが破損している可能性があります。
そうなると同じような衝撃を受けた場合に、ヘルメットの性能を発揮できないことがあるので、使うのをやめて新しいものに交換しましょう。
ヘルメットは命を守るためのものなので、落としてショックを与えたりしないように、大切に扱うことが大事です。
頭を守る快適ヘルメット
最近のロードバイクのヘルメットは、自分の頭にフィットしていれば、長時間のライディングにも快適に作られています。
ロードバイクを楽しむには必需品といえるヘルメット。
ぜひ自分にピッタリのもので快適なライディングを楽しんでみてください♪